故人の霊視(こじんのれいし)
故人の霊視とは、霊視の霊能力を一般的に行っている直接相談してきた人物にではなく、亡くなった人(故人)に対して行う行為を指しています。故人の霊視を行う霊能者は、霊視の力のみならず、故人霊とも交信可能な霊媒術に長けている必要があります。対象が異なるだけで、霊視自体は生者も故人も同じような内容です。ただ、最初に冥界から故人の霊体を鑑定の場に呼ぶことから始まるのが、故人の霊視の特徴と言えます。霊能者は故人の霊体を霊視して、生前の思いや感情、未練などを霊視します。遺志や意思なども聞き出す際に、故人から残された家族や友人へのメッセージを託されることもあります。