死者霊の降霊(ししゃれいのこうれい)
死者霊の降霊とは、亡くなった人の霊体を冥府からお呼びして、鑑定の場に降りて来てもらい、その意思や遺志を聞いて相談者に伝える降霊術になります。霊媒術が可能な霊能者や、イタコといった霊媒師が行う霊能術として知られています。故人の霊体を霊能者自身に降ろして意思や遺志を筆記、解読する自動書記術も同じく死者霊の降霊に含まれます。突然、鬼籍に入った方をお呼びする相談が多く、故人ともう一度話したい、故人の遺志を聞きたい、といった依頼が多いとされています。その他には例えば、故人が遺言書を残していなかった場合や諸々の引き継ぎが出来ていない場合など、その意思を聞くために身内が降霊術を依頼するケースもあります。