近所に住む小姑と合わない…対処法をご相談しました。
私たち夫婦が住む家と夫の実家は目と鼻の先で、以前から何かと煩わしいことが多かったのですが、三十路を過ぎた夫のすぐ下の妹が離婚して戻ってきてから、事態はさらにエスカレートしました。夫はとても穏やかで優しい性格の人なのですが、義妹は彼には全く似ず、とにかく勝ち気で出しゃばりな性格。そして、あろうことかその難物が、我が家の家庭内のことにあれこれと口を出すようになってきたのです。
例えば小学生の一人娘の参観日のこと。その日、夫は休日出勤で、私も親戚の病気見舞いのために上京しなくてはならず、代わりに参観へ行って欲しいと義父母に頼んだのですが、実際に足を運んだのは小姑のY美でした。後で聞いた話では、出掛ける気になっていた義父母をわざわざ遮って、自分がしゃしゃり出たそうです。そして、「A奈(娘のこと)ちゃん、先生に指されても全く答えられなくて、叔母の私まで恥ずかしかったわよ。ちゃんと勉強させているの?塾へ通わせた方が良いんじゃないの?」と、上から目線の嫌味を言い放ったあげく、親である私たちに相談もなく、勝手に娘の家庭教師の申込みまでしてしまったのです。
「ふざけんな!」と思わず頭に血が上り、Y美の横暴をどうにかして欲しいと夫に頼んだのですが、「根は悪いやつじゃないんだ。どうか大目に見てやってくれよ」と、まるでらちが明きませんでした。義父母にしても同様の甘い態度で、このまま放置しておいたらますます図に乗るのではないかと心配になりました。そんなわけで日和先生に頼ることに。まだ私が独身だった時代を含めて、これまで何度も日和先生のお世話になってきたのですが、とにかく的中率の高さが凄まじく、細部まで行き届いた助言も含めて本当に助けられました。以前、友人関係で悩んでいた時などはこちらがほとんど話をしないうちから、3人の女友達一人一人の性格について見事に言い当てられ、驚きのあまり言葉が出ないこともあったほどです。今回もそうした霊能力の高さを当てにしたのですが、やはりご相談して正解でした。
「この義理の妹さん、悪意がないというのは本当のようですね。あなたの娘さんを、自分の子供のように可愛いとも感じていますよ。ただ、このままお節介が続いてはかなわないでしょうから、穏便に収拾するように念を送ります」と言われ、「どんな念を送ってくださるのですか?」とさらに訊ねると、意外な言葉が返ってきました。「義理の妹さんが、新たに縁づくことを願う祈念です」「え?どうして?意味がよく分からないのですが」「今は分からなくても、すぐに理解できます。とりあえず3ヶ月ほど待ってみてください」
そう言われてからちょうど3ヶ月後の先月、Y美に縁談話が持ち上がりました。相手は義父の勤め先のバツイチ男性で、見合い後、双方とも相手を気に入ったらしく、以後は頻繁にデートを重ねているようです。このままY美が再婚して再び夫の実家を出てくれれば、私の悩みも自ずと解決するというわけです。さすがは日和先生!と、思わず手を合わせて拝んでしまいました。
(宇都宮望美さん 38歳 栃木県真岡市)