心霊現象についての相談。住んでいる部屋が怖くて……
幽霊が出るマンションやアパートの話って怪談の定番ですが、まさか現実にあることとは思いませんでした。しかも、自分が体験者になるなんて……。勤務先での転属に伴って昨年の秋、築20年のマンションへ引っ越したのですが、その引っ越し先の新しい部屋がいわくつきの物件だったんです。
転居を終えた日の夜、ラップ音のような変な音が室内に響くことにまず気づき、続いて就寝中、頻繁にうなされるようになりました。ほぼ毎晩、青い服を着た気味の悪い女の夢を見るようになり、その悪夢から覚めても金縛りで動けないということが続き、やがて目覚めている最中にも女の姿を見るようになってしまったんです。
白夜先生に事情を話すと、「過去に自殺があった部屋です」と即座に断定されました。「今、お話ししながら浄化の念を送っています。恐らくこれで目立った現象は止むと思いますが、できればそこには長く住まず、更新時期が来たらまた引っ越しされることを勧めます」と言われ、実際その通りになったので一応は安心したのですが、念のために翌日、仲介してくれた不動産屋へ行って事実を確かめてみると、渋々という態度で事故物件だったことを認めたんです。
自殺はもう10年以上前に起きたことで、その後は何回か借り主が代わり、告知義務が消失した部屋だったようです。白夜先生には普段、仕事や恋愛の悩みを聞いていただいていますが、やはり本物の霊能者は頼りになりますね。今回のご相談でその存在のありがたさを再認識しました。
(都倉涼子さん 28歳 神奈川県川崎市)