霊にとり憑かれやすい人
霊がもたらす不思議な現象 霊界からの声(1)
私たちが暮らしているこの世界には、まだまだ科学では証明できないことが、数多くあります。
霊の存在は、その最たるものでしょう。たとえ目に見えなくても、霊の存在を感じることがあるという人は多いのではないでしょうか。
時に霊たちは、現世に生きている私たちに対し、何かを訴えかけてくることがあるのです。
ここでは、そういった目に見えないものが、私たちにもたらす現象を紹介していきます。
さあ、貴女も一緒に霊界からの声に耳を傾けましょう。
電話占い「天啓」には、毎日数多くの相談が寄せられています。私たち霊能者が、恋愛や、仕事、人間関係などの悩みを鑑定していると、中には生霊や死霊にとり憑かれている方も存在するのです。部屋の中に誰かがいるような気配がしたり、ひどい時には、心当たりが全くないにも関わらず、突然体に変調をきたしたりする場合もあります。
霊にとり憑かれやすい人というのは、何か特徴があるのでしょうか。
何かつらいことや困ったことがあると、誰かに相談したくなります。その時、貴女はどんな人に相談しますか?
はじめから「悩んでいても仕方ないじゃない!」と突き放す人には相談しませんよね?自分の話をじっくり聞いてくれたり、悩みを共有できそうな人に相談をするのではないでしょうか。
それは、人間も霊も変わりはありません。霊もまた、「自分の訴えたいことを聞いてくれそうな人」「自分を助けてくれそうな人」「拒否しなさそうな人」に憑きやすいのです。
霊感が強いと、どうしてもとり憑かれやすいという印象がありますが、それには訳があるのです。霊感が弱い人は、霊にとり憑かれたとしても気づかない場合が多いのです。何か訴えかけたいことがあるのに、とり憑かれた人が何も気づいてくれなければ、霊としてもとり憑いている意味がありません。そのため、自然と離れて行ってしまう場合が多いのです。
霊感の強い人でも、霊的なものに耐性が強い人には憑きにくくなります。耐性が強い人は、霊が憑こうとすると、防御の力が働くのです。霊が何かしてきても、拒否するくらいの気持ちでいれば、下等な霊に悩まされることはありません。
また、霊と同じような感情を持っている人や、似た境遇にある人に、とり憑きやすい傾向にあります。例えば、すごい怨みを持っている人がいるとしましょう。そうすると、同じように怨みを抱きながら彷徨っている霊がとり憑きやすくなるのです。
強い霊がとり憑いた場合は、食べ物の好みや、顔つきまでが変わるといわれています。
「類は友を呼ぶ」という言葉がありますが、霊もまた似たようなタイプであったり、同じ波長を持っている人間に、とり憑くのです。つらい、悲しいと後ろ向きになってしまっていると、同じような霊が集まって来てしまいます。
ではもし、霊にとり憑りつかれたと感じた場合はどうすれば良いのでしょう。軽い霊障であれば、自分で祓うことができます。天然の粗塩を持ち歩いたり、部屋に盛り塩をしてみると良いでしょう。粗塩を入れたお風呂に入るのも効果があります。塩は食塩ではなく、必ず天然の粗塩を使用するようにしてください。
さらに、霊を寄せ付けないようにするには、どうすれば良いのでしょうか。低級霊を寄せ付けないようにするには、鈴を付けるのが良いです。鈴には、邪気除けや魔除けの効果があるのです。そして大切なのは、霊を寄せ付けない心を持つこと。霊が寄ってこられないような強い意志と、前向きに日々を過ごしていくということが、大切なのです。