霊能者が教える霊の種類
「摩訶不思議」という言葉があるように、私たちの身の回りでは時として科学では説明のつかない出来事が起こります。そしてこの出来事は多くの場合、霊が引き起こしているのです。もちろんすべて霊の仕業ではありませんし、霊能者でも説明できない出来事だってあるのですが。
不思議な出来事を引き起こす霊、と一口に言っても霊格の高い者、低い者、禍をもたらす霊、幸運を与えてくれる霊など様々な種類があります。ここでは簡単にですが、どんなタイプの霊がいるのか説明していきましょう。
守護霊
私たちが道をはずすことなく進んでいけるよう守ってくださる霊です。どんな人でも必ず一体の守護霊がついていて、これは終生変わることはありません。(霊能者の中には、変わると言う人もいます)守護霊はある程度高い霊格を持ち、さらに上の霊的な存在から守護霊として認められた者です。守護霊は人を一生守り導くためにいるのですが、何でも手取り足取り面倒を見てくれるほど甘い存在ではありません。
時折、警告を発することもありますが、大抵は本人の意志に委ねています。だから人が悪事に走り悪霊に憑かれてしまうようなことが起こりうるのです。こういう場合守護霊は、ただ見守り本人が改心するのを待っています。改心し現状を抜けようという意志を持った時点で、始めて守護の手を差し伸べるわけです。
指導霊
守護霊が精神面でその人を守り支える存在だとしたら、指導霊は具体的な技術や本人が持っている志に対して指導する存在です。たとえばスポーツや芸術、実業の場合もあるし、もちろん世のため人のために奉仕する志を持つ人にもその活動をサポートし指導してくれます。守護霊と似ていますが、誰にでもついているわけではないという点が違います。
特別な志を持たない人(これ自体は決して悪いことではありません)には指導の必要もないのでつかないのです。また指導の必要が生まれた、無くなった場合などは、霊の入れ替わりが生じます。
背後霊
広い意味では生きている人についている霊は、すべて背後霊と呼ぶことができるかもしれません。最近は人に取り憑き禍をなす霊のように言われることも多いのですが、霊能者たちが定義する背後霊は違います。背後霊は守護霊ほど霊格が高くないけれど、守護霊と共にその人を支える存在です。言ってみれば守護霊のアシスタントのようなもので、複数存在します。
先祖霊
文字通りその人の先祖の霊で、親が子を心配するようにその人を支え守護してくれる存在です。ただ時折、例外のケースもあるようです。たとえば代々続いた商売を止める、敵対する家系の人と結婚するなどその人が先祖霊の望まない行動を取った場合、警告の意味も兼ねて禍を起こす場合があるようです。あるいは非業の死を遂げたなどで、供養を求めている場合も同じです。この場合禍と言っても子供ができない、家庭内の人間関係が悪い、病気というほどではないが体調が思わしくない、など大きなものではないようです。
地縛霊
地縛霊は事故や事件、災害に巻き込まれて亡くなった、あるいは自殺されたケースがほとんどです。無念や悲しみなど亡くなった瞬間の強い感情のため、その場にとどまり離れられなくなっています。だから誰かに憑依することはないし、ただいるだけ驚かす程度で済む霊もいます。でもその霊の憑いている地に足を踏み入れた人に対して大きな禍をもたらし、時には命を奪うこともあります。自殺の名所と言われている場所や事故、事件の現場など、曰くのある場所へ面白半分で出かけるのは、危険ですから避けたいものです。
浮遊霊
亡くなった原因は様々ですが、この世に大きな未練があるために死者が行くべき世界に行くことができず、この世に留まり彷徨っている霊です。思いを遂げるために必要な肉体を得るため、あるいは未練や無念を気付いて欲しくて通りすがりの人に取り憑くことがあります。
動物霊
読んで字のごとく、人ではない動物の霊です。動物霊の中でもキツネやタヌキなどは、霊格の高い霊のふりをして人をだますことがありますし、荒れ果てた神社に居ついて神様のふりをすることがあります。また浮遊霊のように人に取り憑くこともあるので気をつけたい霊ですね。
生霊
通常霊と言えば亡くなった人の霊ですが、こちらは生きている人の霊で生き霊とも表記されます。対象となる人に執着や憎しみなどの強い感情を持っているため、魂が肉体を離れ一人歩きしている状態です。意図的に相手に向かって魂を飛ばしている場合もありますが、押さえきれない、あるいはやりきれないもてあました感情が生霊となった場合も多く、本人は意識もせず気付いてもいません。
結果として対象となる人に取り憑いて、禍をもたらしてしまうことが大半です。そして生霊となった人は、時折記憶が飛ぶ、ボーッとして心ここにあらずという状態になりやすいようです。
以上、一般の人が遭遇する可能性の高い霊を挙げてみました。事故に遭いそうになる、足を引っ張られて水中などに引きずり込まれそうになるなど明らかに身の危険を感じる場合はともかく、心霊写真や音など霊障なのか守護霊などの警告なのか普通の人にはわかりにくいケースが多いです。
こんな場合は、素人判断をしないで専門家である霊能者に相談した方が安全です。メッセージを正しく受け取ることができるし、禍をなす者ならきちんと浄霊して離れてもらえますから。霊感霊視の電話占い天啓には、信頼できる優れた能力の霊能者が所属しています。気になる時はこちらに相談するといいでしょう。