あなたの住宅街にもある危ない場所「学校」
霊能者が警鐘を鳴らす 悪霊危険ゾーン(4)
霊的にいわくつきの場所は、何も心霊スポットや自殺の名所、古戦場などばかりではありません。そういった場所に不浄霊が多く巣食うのは言うまでもありませんが、それ以外の場所にも不浄霊は存在します。本シリーズでは、どんな住宅街にも存在している一見何の変哲もない場所、しかし実は不浄霊が溜まりやすい危険ゾーンを特集しております。今回は、住宅街であれば必ず存在する公共施設「学校」についてお話しようと思います。
学校は子ども達が勉強をしに行く施設。基本的には大切な子ども達が怪我をしないように配慮されている場所です。危ない場所であるはずがありません。しかしそれは物理的な面に限った話と言えるでしょう。学校には古くから怪談が付きもの。それは多感な少年少女の想像力によっている面も少なくはありませんが、実際問題として、学校は都市部における不浄霊の多い施設のひとつであると言えます。
なぜ学校には不浄霊が多いか。それにはまずあの規模の公共施設を街中に建てるということについて考えなければなりません。学校には生徒を収容する校舎が必要で、さらに体育館やグラウンドやプールも必要です。都市部の比較的コンパクトな学校であっても、総敷地面積はかなりのものになるでしょう。現在の日本における主要な街は、主に明治維新以降、昭和の高度経済成長期までに作られたものが大多数です。そして当時の都市開発の際、そういった公共の大きな施設は、元々お墓のあった場所や寺のあった場所など、普通に売っても買い手がつかないような土地、また安い土地の上に建てられるのが原則した。学校のある場所は“曰くつきの土地”であることが非常に多いのです。
また、学校は負の念が溜まりやすい場所であるとも言えます。本来であれば生徒達はみんな仲良く肩を並べて勉強に励む場所ですが、実際にはいじめも日常茶飯事。生徒達はいつでもクラス内での立ち位置や力関係に気を使いながらストレスを抱えて生活しています。昨今はニュースでもよくいじめ問題が取り沙汰されますが、そんなものは目立つ氷山の一角にすぎません。過激な暴力以外でも、無視や言葉による攻撃などは、必ず学校のどこかに存在します。これはどの学校でも同じことです。成績による序列も子ども同士の力関係に大きく影響します。学校とはそういった精神的ストレスが渦巻く場所。精神的に閉塞しがちですから負の念も溜まりやすく、そういった念に吸い寄せられるように不浄霊が集まりやすい性質を持っています。
では、もしあなたのお子さんが学校に通学しているとしたら、お子さんを霊の脅威からどう守れば良いのか。不浄霊は死者ですから、基本的には生者に勝てません。健全な人間には悪しきものを退けるパワーが備わっています。しかしながら、精神的に弱った状態や、悪い心を抱えた状態になるとそのパワーが薄れ、憑依を受けやすくなります。幼い子どもは精神的に不安定になりやすいので、そうならないよう、家庭を居心地の良い環境にしてあげるのが何より大事です。また、子ども達の間では時々「こっくりさん」のような心霊ゲームが流行することがあります。ああいったゲームは、実際に低級霊を呼び寄せ、霊障に遭う危険性が非常に高いものです。そういったゲームには決して参加させないようにしましょう。