あなたの住宅街にもある危ない場所「公園」
霊能者が警鐘を鳴らす 悪霊危険ゾーン(5)
私達の住んでいる街には、さまざまな場所があり、そのいくつかは、霊が集まりやすい性質を帯びています。もちろん、だからといってその場所が危険である、というわけではありません。健康な人間は霊的なものに対する耐性を持っており、多少の不浄霊は寄せつけません。生きている人間は原則として死者霊よりも強いのです。しかし、精神的ストレスや妙な曰くを背負い、霊的に弱った状態になると、普段であればなんてことはない不浄霊の影響を受けるようになってしまいます。
公園は、どの街にでも必ずと言っていいほど存在する公共施設です。そして、公園は住宅街において霊の集まりやすい場所のひとつであると言えます。とりわけ、夜の公園はそういったものが引き寄せられやすい性質を持っていると言えましょう。公園は人々の憩いの場所です。どのような方であっても公園に入り、休憩することができます。そしてそれは人に限った話ではなく、霊にとっても同じことなのです。全ての人に向けて解放されている場所ですから、霊にとっても「つい立ちよりがちな場所」なのです。
また、公園内で自殺をする人がごく稀にいるのも事実です。社会的、精神的に行き場所を亡くした人は、癒しや安らぎを求めて公園に足を向けることが少なくありません。そしてそういった人の中には、公園内で自ら命を断ってしまう人もいます。自殺者の霊は現世に対するネガティブな感情を抱えており、なかなか成仏できずに死後もなお現世に留まり続けます。そういった霊体が公園に憑いていることが少なくないのです。
全国各地の心霊スポットとして公園が挙げられるのは、主にこのふたつの理由、「人と同じように霊も立ち寄りやすい場所だから」「自殺者の霊が居ることがあるから」です。とりわけ、公園内で事件や事故があった場所は危険です。死者霊の存在が他の不浄霊を呼び込み、また近隣住人の方々の「怖い」という念がさらにそこをネガティブスポットへと変えます。有名心霊スポットとして挙げられる公園などは、この負の連鎖の結果として、不浄霊の巣窟となっている場所がいくつもあります。
しかし、そういった場所であっても、過度に恐れる必要はありません。特に晴れた日中の公園であれば、例えどういった曰くのある場所であれ、霊的には問題ないと考えて差し支えないでしょう。日航には不浄霊を浄化する効果がありますから、淀んだ気を持つ霊体は白昼目立つ場所に出てくることはまずありません。しっかり整備された公共の施設であればなおさらです。しかし、雨の日や夜となれば話は別です。不浄霊は湿気や暗がりを好みますから、そういった状況は霊達のパワーを活性化させます。しかしながら、普通の人がわざわざ雨の日の公園や、夜の公園に行くことはまずありません。晴れた昼間に利用するだけであれば、危惧することは何もないと言えるでしょう。