先幽体離脱の危機
幽体離脱とは生命体を残し、魂を4次元、多次元へ移動させることです。何らかの拍子に、また、元々霊媒体質の方は経験しやすいでしょう。
霊能者は難なく幽体離脱、帰還できますが、霊媒体質で「よく経験する」といった方は気をつけてください。
ある霊能者では、就寝時、ゴロンと脳みそがいったん沈んでいき、そして、霊体が浮上する感じだそうです。しかし、人によって離脱の感覚は違います。
しかし注意が必要です。特に目的もなく好奇心で幽体離脱を楽しむ方、また、自分は自由だ、とあちらこちらに顔を出し長時間彷徨い続ける方、逆に目的意識をもって「あそこへ行こう」などとしている方もご注意、生命体と魂が離れたままになり、そのまま眠り続けたり、悪くすれば「死」という可能性もあります。
霊媒体質の方がこれに当たり、霊媒体質なら霊能力も強いだろう、確かに力が強くないとなかなか思うように離脱はできませんが、能力をコントロールできたら、の話です。
上述紹介の霊能者の話ですが、幽体離脱中たまに出会うのは、そこだけがポツンと白くなっている空間だそうです。覗くと、魂が1つ。彼らはそれぞれ白い空間に包囲され、右往左往、もしくは生命体と離れている時間が長すぎ脱力していました。 霊能者が声をかけると、彼らはハッとし、切望もしくは落胆のまなざしを向けたそうです。
「ここから出られないんです」
「ここは死後の世界ですか?」
「死ぬってことですか?」
霊能者は自身が死神ではないことを伝え、彼らの生命体への霊脈、まさに赤い糸を彼らに持たせ、その糸をたどっていけば体に戻れることを伝えました。
その霊能者は今でも、白い空間をよく見つけると言います。そして時折、その空間ごと上空へ引っ張られていき消滅する様子も見るそうです。決して幽体離脱が悪い、と言うわけではありません、しかし面白半分に繰り返しているうちに、完全に道を失うこともあります。
特に「白い空間」に入ってしまった時は冷静に、ご自身の生命体を探すようにしてください、時間が経つと危険です。前述のように、意識不明、植物人間、死。帰り道が分からなくならないよう、お気を付けください。